【猫ちゃん】子猫の飼育を考えたときに読む記事【忘備録】
猫ちゃんは最高にかわいい。
でも、生きてる。いのち。いのちだいじ。
だから、ちょっと飼う前に読んで欲しい話をまとめました。
子猫を迎える時、あなたは1日中猫の側にいられますか?
生後2〜3ヶ月。猫ちゃんはほわっほわで可愛く、起きてる間に止まっている時間が秒しかない生き物です。
あらゆるものをかじりますし、あらゆるものを剥がし、掘り、登り、破壊の限りを尽くす時期です。
柱やカーペットやカーテンがボロボロになるのを防御するのはもちろんのこと、子猫はマジでひとりで勝手にしぬような行為をします。
うちの猫の場合、PCの後ろに入って静かになったな、と思ったら
PCのコードで首釣ってました。
もちろんすぐ助けたので、なんの後遺症もなく元気です。
子猫は起きてる限りうるさいので、静かになったら気をつけてくださいね。
子猫を迎える時、あなたは夜の運動会に耐えられますか?
ちかごろは、背の高いペットゲージに夜は入れておく、なんてこともしている家庭もお見かけしますが、もし、それをしない場合、夜は高確率で、布団の上で暴れ、轢かれ、頭を蹴られます。
私は、深い眠りに入れば、あんまり気にしない質なので大丈夫でしたが、眠りの浅い人にはキツいでしょう。
ちなみに、いまだ夜暴れわたしは轢かれているらしく、覚えのない傷が肩とか足にできてます。
子猫を迎える時、猫の噛み癖を直せないこともあります
通常猫は、成猫になる前にたくさんのきょうだい猫たちと一緒に、噛み合い、じゃれあい、噛むことを抑制することを覚えます。
しかしながら、子猫を飼う場合、その抑制を覚える前に家にやってきます。
猫にも乳歯があり、子猫の頃は生え変わりのために歯がかゆくなることもあって、めちゃくちゃ噛んできます。
いくつか対処法がありますが、そのすべてを試しても、もしかしたら噛み癖が続くかもしれません。うちの猫もたまーに噛みます。
【対処法】
- 噛まれたときに、代わりのぬいぐるみを差し出す。
- 噛まれたときに、大げさに痛がる。
- 噛まれたときに、子猫の首を2本指でかるく挟む。
- 噛まれたときに、こちらも猫を甘噛する。
ちなみに、うちの場合は、あんまり褒められた話ではないですが、甘噛しかえしてました。でも、噛み癖は1回やそこらで収まるものではないので、根気づよくやっていきましょう。
子猫を迎える時、成長したら必ず避妊手術をしましょう
避妊手術をする上でいくつか理由がありますので挙げます。
- 猫の生殖器に関連する病気が減ります
- 繁殖期の鳴き声対策になります
- 猫自体のストレス(外猫に会えない)を減らせます
といったところです。生後6ヶ月あたりで手術することになります。
費用は麻酔などの方法にもよるのでまちまちですが、メス猫の方が2〜3万、オス猫が1〜2万円といったところです。麻酔にはリスクが伴いますので、信頼できる獣医さんを探して施術してもらうことをおすすめします。
子猫を迎える時、脱走に気をつけ、完全室内飼いにしましょう
こちらも理由を挙げます。
- 子猫が脱走したらほぼ戻ってこれず、最悪じゅうぶんな栄養が摂れないことで餓死します
- 都会は車が多く猫には事故の危険性があります
- 外猫と接触することで、病気・寄生虫・妊娠などの被害を受ける可能性があります
- 猫は外では害獣です。野生動物を殺生し、生態系を崩します
- 近隣住民様の庭や植物、持ち物に便・小便、爪とぎ、掘り起こしなどの被害をもたらすことがあります
猫は室内にいることで、安全で個人のペットとして存在できます。子猫の時期は好奇心旺盛で狭い隙間から出入り可能ですので、特に脱走には注意してください。
子猫を迎える時、きちんとしたケアが必要です
猫が長毛種の場合、きちんとブラッシングしないと、口に入った毛が排出できず、毛球症という病気になることがあります。あまり小さな子猫のときには必要ないかと思いますが、ふっさふさになったら、ブラッシングをきもちよくしてもらう事を心がけましょう。毛がよく取れることでおすすめなファーミネーター 、高いですが、めっちゃおすすめです。ほんとうによくとれます(愛用中)
また、子猫のときには1歳になるまでに、何度かワクチン接種が必要です。獣医さんから指示があるかとおもいますので、きちんとワクチンを摂取しましょう。
生後5〜6ヶ月ごろの身体がしっかりした頃には、爪を切ってあげましょう。たぶんそれまでに鋭い子猫の爪で手も足も傷だらけになっていることでしょう。大きくなれば、より威力は増します。血の通わない、透明な部分の先のほうを定期的に切りましょう。
猫によっては肛門腺から出る分泌物をうまく排出できないことがあり、人間が出してあげる必要があります。便をした後でもないのにお尻の匂いがキツイときは肛門腺絞りが必要ですので、自分で動画を見ながらやるか、獣医さんにお願いして絞ってもらいましょう。
また、猫は腎臓病になりやすい生き物です。水をきちんと採ることである程度防げますので、水飲み場は何箇所かに置いたり、飲みやすい工夫をしましょう。
猫の突然死の原因はフィラリアだと言われています。フィラリアの媒介は蚊です。誘蛾灯などの安全な方法で、蚊を防いでいきましょう。
あとは、きちんと遊び、撫で、身体の変化にいち早く気づいてあげる必要があります。猫は病気を隠すのが上手い生き物です。きちんと猫をみてあげましょう。
長いと思いました?でもまだつづく(かも)よ!!
ねこ活するならこの本。じつは保護猫たちの写真にうちの猫ちゃんもいるのよ。